冨士・神南山群


冨士山(とみすやま)

北緯 33度 30分 22.7秒
東経 132度 33分 50.7秒




座禅石(大きい方)
ムーでは如法時山頂巨石というように紹介されていましたが

現在は冨士山(とみすやま)の通称で呼ばれており探すのには苦労しました。

石は冨士山頂から東へ少し下った所に大小二つの盤状の石が据えられており、横には説明の表示板が立てられている。

前回の調査の時には木製の古い物が立っていたのですが新しく立て替えられたようです。


石の横に立てられている表示板








神南山群

神南山系は西神南山に巨石が点在していて特に山頂付近に集中しており大洲盆地でも最も多い所です。
道は途中から未舗装の林道になっており特に頂上付近は大きな石がごろごろしている悪路です。


ヒナルワ駄場の盤状石

北緯 33度 31分 28.9秒
東経 132度 36分 28.8秒


盤状石
神南山の林道へ続く道の舗装が切れる手前の
切り通しの北側に少し平らな所があり
その山側に盤状の石が据えられています。
石の台座の上に据えられているのがわかる。

反対側から見た盤状石


前回の調査の時にはなかった物で最近になって立てられた物の様です。



林道の所々に立てられている案内板
北緯 33度 30分 58.7秒
東経 132度 36分 21.7秒


林道突き当たりの少し手前の山側にある湧き水

案内板に書かれている権現の水です。






猪石
北緯 33度 31分 0.3秒
東経 132度 36分 18.1秒


林道の突き当たりから細い登山道を少し下った道端にある50センチほどの石

傍らに看板が立っていて石にはいのししの文字が刻まれている








山頂巨石群
北緯 33度 30分 57.0秒
東経 132度 36分 23.5秒


林道の突き当たりから細く急な登山道を登ると比較的なだらかな稜線に出る

さらに進むと少しひらけた所に写真のような石組みがある
手前の石は上面が水平になっていて祭壇のようになっている



再調査時の写真


奥の石組みが少し変わった感じはしますがほぼ昔と同じ状態です





最初に登った時、最初の石組みまでは普通の道でしたが
最初の石組みから少し行くとほとんど獣道状態で倒木やつる草で大変でした


再調査で行った時にはきれいに整備されていました


北緯
33度
30分
57.2秒
東経
132度
36分
31.7秒


さらに進み山頂を越えて少し下ると数個の巨石が点在している少し平らな所に出ます


地元で通称弥勒さんと呼ばれている所です
当時は巨石の上に石組みが置かれて真中に石碑が建てられていただけでした



北側の急斜面にも数個の巨石が点在している


一番下にある巨石でほとんど崩落寸前の状態でしたが再調査の時もまだありました


再調査時の弥勒さんの遠景

西神南山山頂からの写真
中央の赤い部分


弥勒さん手前の写真

以前石柱の立っていた所に社が建てられている


北緯
33度
30分
59.2秒
東経
132度
36分
43.0秒


弥勒さんからさらに下って行くと左の案内板が立っていてその先に通称強盗亀と呼ばれる石組みがある

前回の調査では弥勒さんまででその先は行かなかったのですが今回案内板に書かれていたので調査しました


看板には洞窟と書かれているけれど大きな石のひさしの下に人が一人横になれるスペースがあるだけです

私の印象としてはここは水場で窪んだ所に水が湧き出していてそれが何らかの異変で水が枯れてしまい現在に至っているのではないかと思います