高山寺山群(こうせんじさん)


西宮の石仏
北緯
33度
30分
50.4秒
東経
132度
31分
3.1秒




ムー55号に紹介され調査のきっかけになったメンヒル。
当時横の石碑はありませんでしたが現在も当時と変わらない姿で立っています。



石碑にはこのメンヒルの説明が記されている。

メンヒル横に建てられた石碑





長持石
北緯
33度
30分
55.5秒
東経
132度
30分
55.3秒


西宮のメンヒルの北西にある山の頂上付近にある石。

メンヒルを見に行った時偶然見つけたものでその巨大さには感動しました。

ドルメンの片方の端がはみ出したような形をしているが、山が急で全体を写すことが出来ません。

急峻な道を登っていくと、
突然目に飛び込んでくる
息を呑むほどの巨石である
せり出した岩の大きさに圧倒される。


目前の岩壁には鎖が下がっている。



左手には石に沿って細い道が続く。


道の途中に人が通れる程の隙間があり
階段が付いている。



更に進むと石の端に出る。


上面はほぼ平坦で少し北東に傾いている。
正面には紅葉山、左手には富士山・神南山が望める。
石の形は長持というより船に近く天の浮船と思われる。





すぐ上の頂上は、ほぼ平坦で数箇所に祠が奉られていて
現在も信仰の対象になっているようです。

最近、このすぐ上に林道が出来て立派な鳥居が建立されています。















いぼ岩
北緯
33度
30分
50.2秒
東経
132度
30分
56.7秒


道より二段ほど下の畑の中にある飛び箱のような形をした岩で
資料によれば、高さ2.2m、幅2.8m、厚さ2.6mで上面中央に窪みがあり、その窪みに溜まった水を
いぼにつけると、いぼが落ちるのでいぼ岩の名が付いたといわれており
この岩は長持石と天狗石と辺津岩座(へついわくら)になるように据えられた物らしい


南面

北から見た上面

いぼ岩遠景


以前の調査では畑の中にぽつんと鎮座し、
遠くからも良く見えていたのですが



今回、確認のため再調査した所、畑は荒れていて竹薮と草に覆われてほとんど見えなくなっている。

現在のいぼ岩


三島神社立石
北緯
33度
31分
5.5秒
東経
132度
31分
23.1秒

大洲市誌には高山東に在る三島神社境内南に立石があると記載されていたが確認できなかった。
求道者さんのサイトで私が確認できなかった三島神社の立石が載っていたので再調査を実施しました。

三島神社全景

手前の石碑の横から下へ続く踏み分け道がある。
細い踏み分け道を進むと鬱蒼とした木々と竹林の中に静かに立っていた。



境内からは殆ど見えない。
今回は木々が葉を落としていたのでかろうじて発見できた。

横からの写真

斜面下側より


高山寺山頂巨石
北緯
33度
31分
10.8秒
東経
132度
31分
6.3秒




テレビ塔のある山頂には大小12個の石が据えられていて、この写真の物が最大の物です。



このすぐ東側には中継の設備があり山肌が削られて石が半分浮いたようになっていました。
最近また一つ中継所が出来て、山頂の西側も削られていました。


現在の山頂



天狗石

テレビ塔のある山頂南斜面の緩斜面から急斜面に変わる所に半分埋もれた形である巨石で、路頭ではないかと思われる。
まわりは杉の林で山頂からこの石に至る道はありません。

山頂側からの写真

天狗石上面


山頂側は地面との段差がほとんど無くて上面は草に覆われ小さな木まではえている。


再調査で行って見たのですが見つけられませんでした。

2009年4月末に再調査して見つけました。

北緯 33度 31分 17.86秒 地図リンク
東経 132度 30分 58.12秒
山頂から南に下っていくと草原の切れ目に測量用のコンクリートのくいがある。

そこから真直ぐ下っていくと1分足らずで天狗石に着く。

天狗石上面

麓側
天狗石上面は草木が茂っていて薮になっていました。
麓側は平坦になっていました。





高山寺西峰


北緯 33度 31分 1.3秒
東経 132度 30分 31.1秒

これも求道者さんのサイトに出ていたので調査してみました。
資料が無いため探すのは大変でした。
高山寺山の西端の小さなピークに在りました。
頂上部にあるドメイン様の巨石

頂上を取り巻くように点在する巨石